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夜空の大時計
(November 2009, my hometown, Gunma, Japan)
日没後、空が紺色のグラデーションに染まる。微かな光がホリゾントになり山のシルエットが浮かび上がる。一番星をかすめるように、飛行機がとおり過ぎ、山を越えて行った。その後には、わずかな明かりを反射した白い飛行機雲が残される。夜空に弧を描く飛行機雲にカメラを向けシャッターを切った。
次の瞬間、飛行機雲は大きく動き始めていた。まるで、大時計の秒針のように回転していく。そのドラマティックな光景に地球を巡る大きな風を感じた。