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(July 1987, Bradbury Building, Los Angeles, USA)
ブラッドベリービル。映画「ブレードランナー」で、レプリカントはこの建物を根城にして、追跡者デッカードと最後の戦いにのぞむ。
レプリカントたちが命を削ってでも欲しかったもの、それは感情移入能力だった。人間だけがもっている能力。共感でつながり合い、感情を重ね合わせる能力だった。レイチェルは言う。「わたしは、ほんとうは生きていない。キチン質の反射機械」。そのままで終わりたくなかった。人間になりたかった。
レイチェルがデッカードに「あなたを心から愛しているわ」とつたえるシーンは、哀しく美しく、忘れられない。
(June 2007, my place, Tokyo, Japan)
にんじんの皮をむいたらグレイダーでおろします。
つぎに、レモンを絞りたっぷりかけます。
そして、アーモンドをちらしてみました。
きみのからだにビタミン、
こころに暖かい陽射しがとどきますように。

(December 2008, sunset, Tokyo, Japan)
(December 2004, sunrise, Torres del Paine, Patagonia, Chile)トウキョウで夕日の後ろ姿を追いかけるころ
地球のはんたいでパイネの空に朝日がのぼる
太陽はやすみなく動いて地球をつないでいく
世界はいつも新しい朝でつながりあっている
おはよう
(January 2005, Perito Moreno Glacier, Argentina)
地上のあらゆる部分が、いつの日か海へ流れてゆく。巨大な氷河も日々海に向かって動いて行く。やがて崩れ去り、溶け出した養分が海の生物を育んでいく。
しかし、今、地球はこの五十億年で経験したことのない事態に遭遇している。北太平洋亜熱帯還流とよばれる大陸ほどもある海域で、プランクトンを上回る重量のプラスチックが漂流している。ボディスクラブ剤に含まれるプラスチック粒や生分解後に残るプラスチックなど、微細で排水濾過を通り抜けてしまうプラスチック材が、世界中から海に流出している。
こうしたプラスチックが分解するまで、いったいどのくらいの時間がかかるのか誰にもわかっていない。これまで自然に消滅したプラスチックがないからだ。いつか微生物がプラスチックを食糧にするかも知れないが、それは十万年先かも知れない。
(February 2007, Grand Place. Brussels. Belgium)
会うたびにドジなところを見せるけど、
君を見ると上がってしまうんだ。
君のことばかり考えているのに。
ほんとだ。
夜ねる前も、朝おきても、夢の中でも。