2009/10/23

空っぽ


(July 2006, Brancusi museum, Paris, France)

心の中に隠せば、いつか空っぽになって
結局は、空っぽな人間になってしまうよ。

Kendal-Jacksonの香り


(September 2009, Tokyo, Japan)

そのボトルはとっておけ
つらいときか幸せなときに飲めって。
ストロベーリーワイン色の唇
束の間のきみの香りに浸る。

2009/10/22

芸術家


(July 2006, Stockholm City Hall, Sweden)

芸術家は自分自身のために
自らの内に生まれる感覚を個人的な流儀で表現する。
デザイナーは審美眼をもつ企画者であり
社会のために仕事をしたいと願っている。

2009/10/21

空の青さに


(December 2004, Patagonia, Chile)

空の青さを見つめすぎて
送りようのないさびしさが目ざめてしまった。
忘れ始めたら歩き始めよう。

2009/10/20

一粒の種から


(April 2009, my place, Tokyo, Japan)

一粒の小さな種は、どうやって木になるのだろう。

2009/10/19

海のイルミネーション


(October 2009, Tokyo bay, Tokyo, Japan)

 東京湾の航路を確保するために浚渫船が汚泥を掻き揚げる。その横をクルージング船がすれ違う。浚渫船は自身の機関をもたないから、小さなディーゼル船が自分の数十倍もある浚渫船を牽引してあるく。日々堆積していく汚泥が湾の水深を浅くしてしまうため、都度、浚渫しなければならない。
 現代社会にとって汚泥はゴミであり、それを取り除くために船を動かし、重機を振り回す。積み上げられた汚泥を処理するために巨大なプラントを建設し、膨大なエネルギーを消費している。現代社会では常にゴミが生まれ、その処理に追われ貴重な自然資本を食いつぶしている。しかし、この当然と思われているサイクルは、自然界の中では人間社会を除いて存在しない。


(October 2009, Tokyo bay, Tokyo, Japan)

 自然界にはゴミは存在しない。排出されるもの全てが食物連鎖の中に組み込まれている。東京湾を埋め尽くす汚泥も食物連鎖の中に戻すことが出来れば、ゴミではなく、エネルギーに生まれ変わる。汚泥からエネルギーを取り出す取り組みは世界各地で始まっている。微生物燃料電池への挑戦だ。汚泥の中に電極を二本立ててみると、微量な電流が流れる。虫かご一杯の汚泥があればラジオが鳴り、小さなモーターが気持ちよく回る。微生物が汚泥を食べ、副産物で電気が生まれ、汚泥の量が減っていく。発電量は微生物の食事のペースに依存するから一定しない。スローエネルギーだ。ひとつ一つは微々たる発電量だが、東京湾いっぱいに電極を埋めたらどうなるだろう。海は一面のイルミネーションになることはまちがいない。
 こんなプリミティブなアイデアが未来を変えるかも知れない。エネルギーを争奪する戦争も少なくなる。自然をじっと見つめてみると、明日への知恵が生まれてくる。 


(October 2009, Tokyo bay, Tokyo, Japan)

2009/10/18

人生で学んだ大切なこと


(November 2008, Tokyo bay, Tokyo, Japan)

僕がこれまで人生で学んだ大切なことは
自分の周りにいる人を思うことだ。
互いに助け合える人をね。
僕は幸運にも愛情深い人たちに支えられてきた。
人生の仕事は一人でできるものではなく、
皆でつくるものだ。
良き仲間たちが人生の成功の鍵なんだ。
本当にそう思うよ。
         Tomas Cruise Mapother

未来は選びとるもの


(May 2006, sunrise, Tokyo, Japan)

不可能な夢物語であるのか、未来のビジョンなのか。
それは、私たちの選択によって決まる。
未来は選びとるものだからだ。