2010/02/06
デザインの未来
(February 2010, Tokyo, Japan)
むかし、ウェンディ・キャンベル・バーディーは、モロッコで木を植えはじめた。
四年後、彼女が植えた木は高さ4フィートに成長し、木々がシェルターをつくっていた。シェルターの中の空気は適度に湿り、小麦が育つようになった。
その後、彼女はアルジェリアにわたり、木々のシェルターで緑の壁をつくるためにはたらいた。その中で小麦や果樹、野菜を育てようとした。
本当に必要な人たちに、なくてはならないものをとどける。その夢が彼女をつきうごかし、彼女に力をあたえた。
デザインには大きな未来がある。ウェンディ・キャンベル・バーディーの挑戦は、地球を癒すという、デザインの未来のビジョンを示唆するものだった。